東京国分寺ロータリークラブ
多摩中グループ 国際ロータリー第2750地区

例会報告2018-19

第2542回 例会報告(4月16日)

2019年4月22日

会場:龍栄

本日の司会:田中SAA委員

お客様紹介:中村会長

吉野 建作 様 (国際ロータリー第2750地区 米山記念奨学委員会・米山資金推進委員会)
グエン・フー・ユー・リン 様 (米山記念奨学生 東京武蔵国分寺RC所属)

会長の時間:中村会長

4月11日、日立研究所の「協創の森」のオープニングセレモニーにご招待いただきました。
祝宴では最前列の地域枠として素晴らしいテーブルにつかせていただき、経団連中西会長と名刺の交換をいたしました。次世代を見据えた技術の開発をしており、今回のコンセプトは地域とつながり、開発が地元にも生活する方にも密着したものでないといけないという事です。この森の中で、技術者がいろんな方と交流する場になるそうです。ブースも何か所か見学いたしました。駅の防犯カメラで不審者を検索する技術はなんと1億件のデータを計算するのに1分しかかからない技術進歩。また地元の野菜を食べたいと思ったらQRコードを読み取ると、すぐにレストランが検索できるので、野菜を持ち込めば、すぐに調理をしてくれるシステム。支払いはスマホで同じ画面をずっと何秒か触れないといけないという絆を創るプログラムにしています。通常は入れない様々なスペースを公開していただき、貴重な体験でした。世界をインスパイアする企業の会員さんがクラブにいる誇らしさを感じました。

ポール・ハリス・フェロー認証状授与式

授与対象者:井澤会員・小川会員

幹事報告:宍戸幹事

①16日(火)2019-20年度 第1回準備理事会 14時~ 多摩信3階
②17日(水)東京昭島中央RC創立 30周年記念式典 16時~ フォレスト・イン昭和館 2階シルバンホール

委員会報告

出席報告:丸岡委員

会員数:36名 免除:6名 メーキャップ済:0名 欠席:4名  出席率:86.67%
≪前々回の訂正≫
メーキャップ済:6名 欠席:0名 出席率:77.78%→100%

ニコニコボックス:丸岡委員

中村会長・宍戸幹事:本日は、米山記念奨学生グエン・フー・ユー・リン様をお迎えし、卓話をして頂きます。また、三鷹RCの吉野建作米山資金推進委員にもご来訪頂き感謝申し上げます。楽しみにしております。よろしくお願い致します。髙橋会員:先日は、私より一足早く還暦を迎えた妻にプレゼントありがとうございました。飯沼会員:先週我が愛妻の誕生日に花をいただき、ありがとうございました。二人の愛が深まった事に感謝してニコニコします。照木会員:4月10日、初めて他クラブから卓話を依頼されました。テーマは「皆とつながり」で当クラブが国を動かしたこと、福澤諭吉の「西洋事情」、プロとの共演など30分間“耳より”なお話をしました。終わってホッとしています。小川会員:本日、ポール・ハリス・フェローの認証状を頂きました。入会当初の里親からの御指導を思い出し、初心を想起致しました。引き続きロータリー活動に寄与したく存じます。藤岡会員:誕生日プレゼントの深紅のバラにニコニコします。

卓話

ご挨拶並びに卓話者紹介:
国際ロータリー第2750地区 米山記念奨学委員会・米山資金推進委員会  吉野 建作 様

卓話テーマ『私のベトナム』:米山記念奨学生  グエン・フー・ユー・リン 様

東京経済大学4年、コミュニケーション学部で勉強しています。日本に留学する決意をしたきっかけは、日本の科学技術が優れていること、人材育成の方法も素晴らしいと子どものころから聞いていました。
2013年、高校2年生の時にベトナム以外の人々と初めて時間を共にしました。アジア・リーダーシップ・フェロー・プログラムに参加し、英語が得意だったのでベトナム代表の5人の中に選ばれました。2週間インドネシアで過ごした日々が楽しく、刺激を受け、言葉では言い表せないくらい貴重な経験が出来ました。このプログラムを主催していたのは日本企業で、優しく親切なスタップのホスピタリティの高さに感動し、日本で勉強したいと思うようになりました。私の兄は文部科学省の奨学金を頂き日本で勉強していたので、兄や両親も私の決意に賛成してくれました。そして、高校卒業後来日しました。
残念ながら、日本に来てからベトナム人留学生の犯罪が増加してきました。在日ベトナム人は26万人で、外国人全体の10%程度に過ぎませんが、外国人犯罪の約3割をベトナム人が占めています。留学生の数は2017年末時点で72,260人に達し、5年間で8倍以上に急増しました。昨年検挙されたベトナム人のうち留学生は約41%でした。
留学生が増加した理由としては、2014年に安倍政権が観光国実現を目指し、東南アジア諸国に対してビザ要件緩和戦略を実施したためです。留学生の多くは実際、勉強よりも出稼ぎを目的としています。留学ビザを取得すれば週28時間以内のアルバイトが許されるので、そこに目をつけ、出稼ぎに利用する偽装留学生が急増中しました。その人たちは知識が足りずルールも守りません。留学生ビザは本来アルバイトなしで生活できる経済力のある外国人にしか発行されないため、経済力があると見せかけるために、ブローカーなどを経由し銀行や行政機関に賄賂を払って偽装した書類を用意します。そして留学に必要な費用は借金に頼り、金額は150万円を超えます。日本で働けば簡単に返せると考えていますが、28時間の法定上限を超えて働いても借金はなかなか減らず、学費の支払を逃れるため学校から失踪したり、犯罪に手を出す者も現れます。そのため、私は一生懸命勉強しているのに悪い印象をもたれてしまいました。来日してから「ベトナムは戦争がまだ終わっていないのか」「公用語は英語か」などよく聞かれます。ベトナムは景色も綺麗で、歴史や文化が豊富なのにあまり知られていないので、本日は簡単に紹介したいと思います。
ベトナムは東南アジアにあり、北部は中国に隣接、西はラオスとカンボジア、南と東は海です。面積は約33万平方キロメートルで日本より少し小さいです。首都はハノイで北の方、私は中部で生まれ、ホーチミンで育ちました。また、ベトナムと日本の人口ピラミットを見比べると特性がわかります。日本では少ない若年層が、ベトナムでは中心層です。ベトナムで補完できる可能性があるということです。民族は54民族あり、一番多いのはキン族で87%です。公用語はベトナム語で、中国語やフランス語の影響を受けています。漢字を起源としていますが、アルファベット表記です。同じアルファベット表記でも声調により意味が6つあるものもあります。そのため外国人にとってベトナム語は難しいと言われていますが、漢字を起源としているので日本語と近いものもあります。なので、ベトナム人は漢字を勉強すると意味はわかりますが、発音がよくわかりません。またベトナムの歴史は長く、938年白藤江の戦いがあり、いくつかの戦争を経てパリ和平協定が成立、ベトナム戦争が終わりました。
私は来日後、さまざまな活動に参加させていただいています。3年前、日本政府観光局のベトナム向けプロモーションに参加するなど、メディア関連に関わるようにしています。例えば着物を着てベトナム人に紹介したり、JASSOの日本留学生の生活動画にも参加させていただき、去年は毎年代々木公園で行われているベトナムフェスティバルにも出店、大坂・東京・福岡でのセミナーイベントも担当し、無事に終えました。また、戦争で使われた枯葉剤の影響を受けたとみられる、双子のドクさんとの交流会も主催協力しました。
私はベトナムと日本との架け橋になり、ベトナムの良いところ、文化について伝えたいと思っています。国際交流に貢献することが私の夢です。そのためには直接のコミュニケーションも大切ですが、メディアを使った活動も大切になってくると思うので、学校で学んでいます。最後に、ベトナム人の悪いイメージに問題意識を持ち、払拭、改善にも取り組みたいと思います。