東京国分寺ロータリークラブ
多摩中グループ 国際ロータリー第2750地区

第2544回 例会報告(5月7日)

2019年5月20日

会場:多摩信用金庫国分寺支店3階

本日の司会:藤岡SAA委員

お客様紹介:中村会長

○小泉市郎様(国際ロータリー第2750地区青少年奉仕委員会・青少年交換委員会)
○佐藤剛様(東京小金井さくらRC会長兼カウンセラー)
○エティエンヌ様(2018年度青少年交換来日生)

会長の時間:中村会長

世界遺産ノートルダム寺院の火災を受け、日本のフランス料理シェフらが修復支援に向けて立ち上がっています。店頭での募金活動や修復支援メニューを用意し、売り上げの一部を寄付して協力しています。シェフらは食を通じて日仏の絆を深め、世話になったフランスへの恩返しにもつなげたいとの考えで、発起人グループにはオテル・ドゥ・ミクニの三国清三オーナーシェフなど。三国シェフは「和食が世界遺産に登録されたのもフランスが教えてくれたのがきっかけ。お客様と文化への願いを共有しながら日仏の心の架け橋になれば」と話されているそうです。東日本大震災発生の際は、フランスのシェフらが福島の復興支援で長期にわたり協力してきてくれた実績があります。ちなみに三国シェフが使う野菜はコクベジで小坂農園の野菜をふんだんに使っているそうです。みなさんも支援の輪を広げて楽しく支援してみてはいかがでしょう。本日は小さな親善大使エティエンヌさんの卓話楽しみにしています。

幹事報告:宍戸幹事

①クールビズ期間(5月1日~6月30日)
②5月ロータリーレート:112円
③7日(火)最終例会打ち合わせ14時~事務局パレスホテル立川三浦様・会長・幹事・藤岡委員長・飯沼委員長・事務局横山
④9日(木)第12回多摩中グループ協議会18時~フォレストイン昭和館会長・幹事
⑤12日(日)ロータリデー2750・フェスタ201910時~赤坂アークヒルズカラヤン広場会長・幹事・照木会長エレクト・井口副幹事
⑥12日(日)国分寺消防少年団入・卒団進級式10時~国分寺消防署3階馬場直前会長
⑦14日(火)振替休会⑧16日(木)多摩中グループIM16時~フォレストイン昭和館
⑨21日(火)2019-20年度第2回準備理事会11時~多摩信3階
⑩21日(火)第4回炉辺会合18時~博多串焼き「まる」
⑪23日(木)国分寺市商工会通常総代会懇親会15時30分~会長・幹事⑫28日(火)2019-20年度会員増強セミナー15時~ハイアットリージェンシー東京照木会長エレクト・馬場委員長

委員会報告

出席報告:萩原委員

会員数:36名  免除:6名 メーキャップ済:0名 欠席:4名  出席率:86.66%
≪前々回の訂正≫ 
メーキャップ済:3名 欠席:1名 出席率:86.67%→96.67%

ニコニコボックス:丸岡委員

小泉市郎様(武蔵国分寺RC会長):日頃より青少年交換にご理解、ご協力感謝いたします。フランス、アルザス地方コルマールからの来日生です。とっても素敵なところです。フランスに行った際は是非、立ち寄ってください。本日はありがとうございます。佐藤剛様(東京小金井さくらRC会長兼カウンセラー):本日はエティエンヌを卓話に呼んで頂いてありがとうございます。緊張しているようですが、がんばりますので、よろしくお願い致します。中村会長・宍戸幹事:G.W.はいかがお過ごしだったでしょうか?本日より、またロータリー活動よろしくお願い致します。また、本日の青少年交換来日生、エティエンヌ君の卓話、とても楽しみにしております。よろしくお願い致します。近藤会員:明日5月8日で満89才になります。健康な身体に産んでくれた両親と、ロータリーの友情に感謝してニコニコします。

◇ニコニコ大賞:近藤会員

記念ニコニコ:(写真左より)高野会員、近藤会員、清水会員、丸岡会員、照木会員

卓話

◇お客様ご挨拶:小泉 市郎 様(国際ロータリー第2750地区青少年奉仕委員会・青少年交換委員会)

今日は次年度のために協議会を開催頂きありがとうございます。
エティエンヌを卓話に呼んでくださりありがとうございます。彼の出身は、フランスのコルマ-ルで、ドイツ国境に近いところです。大変きれいな観光地で有名なところと聞いております。交換留学にあたり、日本を第1希望としており、フランスにいたときから日本に興味を持っていたそうです。現在高校2年生、16歳で、ICU高校に通っています。ICUの生徒は外国語が堪能な帰国子女も多く、日本語をあまり覚えず帰る来日生も多いのですが、彼は、単語帳など持ち歩き、日本語を覚えようとがんばっております。できる限り日本語を覚えて帰ってほしいと思います。

◇エティエンヌ 様(青少年交換来日生)

昨年8月から小金井さくらRCと井の頭RCにサポートして頂き、東京で暮らしています。今回は2つのお話をいたします。ひとつ目は、アルザス地方についてです。パリから電車で3時間のところにあり、ライン河を挟んでドイツと国境を接しています。昔からドイツと戦争をくり返し、一時期ドイツの領土になったことがあり、そのため、独特のアルザス語が生まれました。訛りがあり、僕は話すことはできませんが、聞いて理解することはできます。アルザス地方は白ワインが有名で、広いブドウ畑のなかにたくさんの村があります。アルザス地方のマスコットはコウノトリです。日本でも有名だそうですね。ボージュ山脈の麓にあり、夜になると発生するガスのために青く光るので、地元では「青い山」と呼んでいます。とても美しいです。クリスマスマーケットの時期は、イルミネーションで飾られ、観光客も多くなり、たくさんのお店やレストランが並びます。昔ながらの街並みで、ジブリ映画「ハウルの動く城」の舞台にもなりました。
次に日本での生活の話をします。現在、小金井にあるICU高校に通っています。10ヶ月が経ち、学校生活にも慣れ、バドミントンクラブに参加し、楽しんでいます。クラスの半分は帰国子女で、様々な言語が飛び交い、皆とても明るく、親切で、親しい友達もできました。食堂で一緒に食べたり、休みの日に一緒に出かけたりしています。日本の文化で驚いたことは、「日本人は文句を言わない」ということです。これは、フランス人と日本人の大きな違いと思います。たとえば、試験に合格できなかった時、日本人は「自分のせい」と反省します。けれど、フランス人は「先生の教え方が悪かった」と思います。また、日本ではがっかりしている人をあまり見かけませんが、フランスでは落ち込んでいる人がたくさんいます。日本人は、「また次、がんばろう」と思います。これは、日本人が「我慢強い」ということだと思います。
ホストファミリーは、自分の家族のように温かく接してくださり、松本城、水族館、東京スカイツリーなど、色々なところに連れて行って頂きました。小金井さくらRCの皆さんから、誕生日にめずらしい熱帯魚や水槽を頂いたり、井の頭RCの皆さんには、ジブリ美術館に連れて行って頂いたり、クリスマス会など様々な行事に参加しました。全てが貴重な体験となりました。交換留学生活も残り少なくなり、日本のニュース番組をきちんとわかるように頑張りたいと思います。帰国後も勉強を続け、将来は日仏の架け橋となりたいです。ありがとうございました。

御礼:中村会長