東京国分寺ロータリークラブ
多摩中グループ 国際ロータリー第2750地区

第2558回 例会報告(9月3日)

2019年9月9日

第2558回(9月3日)

会場:多摩信用金庫国分寺支店3階

本日の司会:清水SAA委員長

お客様紹介:照木会長

○堀江  浩様(国際ロータリー第2750地区会員委員会・維持委員会 委員長)
○長井  守様(東京立川RC 会長)
○中山 賢一様(東京立川RC 幹事)
○清水 輝明様(東京小金井RC 2018−19年度会長)
○曽根 隆寛様(東京小金井RC 2018−19年度幹事)
○岩田 敏雄様(東京小平RC)

会長の時間:照木会長

堀江様、今日は会員増強の卓話を宜しくお願いいたします。東京立川RCの長井会長、中山幹事には多摩中グループで大変お世話になっております。多摩中グループで最古参の東京立川RCを井口幹事、清水統括と共に表敬訪問いたしました。会員数113名の例会場は活気が溢れていました。今年のテーマは『リ・スタート、創立60周年、第2ステージの始まり』で、取り組みは2015年に国連が採択したSDGs(エスディージーズ)(Sustainable Development Goals)で持続可能な開発目標です。17の目標、169のターゲットがあり各国政府、多くの企業が目標としています。委員長の方がご説明し、大変勉強になりました。RCの基本である毎例会を楽しく、魅力的にするためのポイントは卓話だと思います。外部の方の卓話だけでなく、異業種交流である会員皆様の卓話も積極的にお願いしたいと考えます。更にマンネリ化を防止するため若い会員の意見を聞くことも重要です。私は長年、様々な講演会に参加する機会に恵まれています。東京経済大学 大倉記念学芸振興会、市民大学講座、大来佐武朗塾(フォーラム 80)、白門会などです。7月に受講した中央大学教授の講演会は感銘を受けました。テーマは『AI(Artificial Intelligence)人工知能の過去、現在、未来』。最近自動運転の事故が多いですが、AIは膨大なデータが無いと無力です。(例1)4歳の赤い服を着た子供が前方30度から車に接近した場合、認知不可である誤差は3%とのこと。更に膨大なデータをインプットし誤差を3%から1%にしてもその死亡事故は遺族に受け入れられるでしょうか?(例2)対向車線から猛スピードの車が突っ込んできた場合、正面衝突では運転者が死亡。回避するためにハンドルを右に切れば谷に転落、左に 切れば歩行者の子供を轢いてしまう。AIの判断はいかに?米国空軍ではロボット兵器が実際に使用されています。ビルゲイツ、故ホーキンス教授は人間がAIを制御できるかどうか警鐘を鳴らしています。(例)ジェット機がミサイルで敵の船を攻撃しようとしています。しかし眼下3隻の一隻は囮。この場合、パイロットはとりあえずミサイルを発射し任務は終わり、その後はミサイルのAIに任せます。パイロットに対する軍の命令は「Fire&Forget」です。しかしミサイルのAIがどの様に判断し攻撃するか、その内部メカニズムは解明されていません。AIの課題は多く、実用化するためにはまだまだ時間がかかります。RCは『AI』よりも『アイ=愛』で歩みましょう。

幹事報告:井口幹事

①9月1日 2018-19年度派遣性帰国報告会 藤岡カウンセラー、鳥居会員
②9月6日 第2回IM実行委員会 池田会員
③9月10日 例会 東京あけぼのRC会長 馬越 裕子様の卓話 テーマ『青少年育成(未来への投資)』
④9月17日・24日 公的休会
⑤峰岸会員が7月31日付で退会。理事会にて神尾副委員長が委員長となり、社会奉仕プロジェクト委員会統括理事になりました。

委員会報告

◇お客様ご挨拶
・東京立川RC 会長 長井 守様

照木会長・井口幹事には日頃よりお世話になっており、中村直前会長にも家族ぐるみでお世話になっております。今後とも、クラブ共々友好関係をよろしくお願い致します。先の話ですが、パレスホテル立川にて4月3日(金)に東京立川RC創立60周年記念式典を行いますので、皆さまにお越しいただけたらと思います。当クラブは全体事業として120名クラブを目指しており、8月に7名入会しまして、121名の会員数となりました。今後とも皆様のご指導とご鞭撻をよろしくお願い致します。

・東京小金井RC 2018−19年度会長 清水 輝明様

前年度は、中村直前会長、東京立川RCの清水直前会長に大変お世話になりました。照木会長・井口幹事、引き続きよろしくお願い致します。東京小金井RCは今年度、ガバナー補佐を輩出しております。多摩中ゴルフ、IMなどよろしくお願い致します。

◇次々年度指名委員候補者の発表:中村直前会長

賛成多数によりパスト会長7名及び、藤岡会長エレクト、岡田副幹事の9名をもって指名委員会を構成します。

出席報告:小林副委員長

会員数:34名 免除:7名  メーキャップ済:0名 欠席:2名 出席率:93.1%
≪前々回の訂正≫メーキャップ済:2名 欠席:0名 出席率:93.94%→100%

ニコニコボックス:小林副委員長

堀江様(国際ロータリー第2750地区会員委員会・維持委員会委員長):本日は宜しくお願い致します。長井様(東京立川RC):東京国分寺RC会員の皆様、本日は表敬訪問にお伺いしました。照木信久会長、井口朗幹事遅くなりましたが一年間よろしくお願い致します。会員の皆様の素晴らしい一年をご祈念申し上げます。清水様・曽根様(東京小金井RC2018−19年度会長・幹事):昨年度は大変お世話になりました。中村直前会長、宍戸直前幹事ありがとうございました。今後共宜しくお願いします。照木会長・井口幹事:国際ロータリー第2750地区会員委員会・維持委員会堀江委員長、立川RCの長井会長・中山幹事、東京小金井RC2018-2019年度清水会長・曽根幹事、ようこそお越し頂きました。ありがとうございます。ごゆっくりお過し下さい。ニコニコです。馬場会員:本日は2019―2020年度地区会員委員会・維持委員会委員長の堀江浩様に御多忙の中、卓話においでいただき大変ありがとうございます。どうぞ宜しく御願い致します。関口会員:年のせいか忘れていました。先月は花券を頂き、妻がよろこんでいたことを思い出し、ニコニコします。

◇ニコニコ大賞:鳥居会員

◇記念ニコニコ:

(写真左より)中村会員、池田会員、馬場会員、小林会員

卓話

◇卓話講師紹介:会員増強委員会 統括 馬場委員長

RCは老若男女、様々な職種を通じて、少しでも理想を実現したいという仲間が集まっておりますが、会員の増強がなければ、皆様の思いを実現するのも難しくなります。その重要さを再認識して頂きたく、今回の卓話をお願いいたしました。

◇国際ロータリー第2750地区会員委員会・維持委員会 委員長 堀江 浩様
テーマ『会員増強』

様々なクラブでお話を伺いますと、どうしても、会員増強が目的であるかのような節があると感じます。しかし、会員増強は、それ自体が目的ではなく、クラブが効果的な奉仕活動を行うための手段であるということを認識して頂きたく思います。会員増強は、クラブの維持のために必要と考えている方は多いと思います。会員減少が続けば、クラブの伝統の維持や奉仕活動も難しくなります。新会員が入れば、既存会員の刺激となり、親睦もさらに楽しくなることと思います。イメージや理念、想像することは大切ですが、皆さんの思いを言葉(スローガン)にすることは大事です。具体的な話と致しますと、例会などで毎回確認するというのも、ひとつの手段だと思います。それが、ある意味で目標になって行くのではないかと思います。それでは、その言葉を実現するには、どうすればよいのでしょうか。それは、クラブ会長に決意していただくしかありません。クラブ会長のテーマは、単年度の活動への思いになってしまいます。会員増強も、会員減少も、クラブの運営も、奉仕活動も、その年度の会長が決意をしていただかないと始まらないのです。どのようなクラブにするか会長が決意をし、会員増強に関しても決めなければ、始まりません。会員の確保=予算ですから、運営に直結していきます。奉仕活動には、予算が必要です。予算が潤沢であれば、思い切った活動ができますし、RCの活動を認知していただけるようになっていくことでしょう。会長の話だけではありません。会員増強委員の役割についてですが、増強を実施することではないのです。本当の目的は、会員増強の決意をした会長を応援し、支えて行くのが会員増強委員の役割なのです。会員ひとりひとりが新しい会員を増やすことが責務である、という認識をクラブ全体に浸透させることこそが役割なのです。目標人数については、現状の人数で活動を行っていくことが出来るのか、理想の活動を行い、潤沢なクラブ運営に必要な人数は何名なのか、ということを考え、3年後、5年後の中・長期計画をたてることが大事になります。どうしても単年度計画になってしまいがちです。そうなりますと、人数が確保できない、基盤となる財政も確保できないということになってしまいます。継続性を持たせた計画的な事業計画をたてて、進めていっていただけたらと思います。

謝辞:照木会長