東京国分寺ロータリークラブ
多摩中グループ 国際ロータリー第2750地区

第2636回 例会報告(10月18日)

2022年10月24日

第2636回(10月18日)

会場:多摩信用金庫国分寺支店3階

本日の司会:尾作SAA委員

お客様の紹介:宍戸会長

○茂呂 ちひろ 様 (国分寺市役所 子ども家庭部 保育幼稚園課)
○向嶋 宏記  様 (公益財団法人 鉄道総合技術研究所 情報通信技術研究部 画像解析研究室)

会長の時間:宍戸会長


 皆さん、こんにちは。
 本日は3日間に亘るRYLA2022を受講され、晴れてRYLArianになられましたお二人をお招きしての例会となります。最終日のアワード授与式でのスピーチがとても素晴らしく、ぜひ会員の皆様にも聞いて頂きたく、本日の例会は会長の時間や、一連のセレモニー等を短縮して、お二人の報告に時間を割かせて頂く設えとしております。会員皆様のご理解とご協力をお願い致します。
 また、第2750地区のロータリーファミリー支援委員会より『ロータリー学友証』が届きました。こちらはロータリーの奨学金制度や、青少年支援のプログラムを修了した人を「ロータリーの学友」と称しております。学友がロータリーと繋がる機会や、プログラムの垣根を超えた学友同士、そして学友とロータリアンとのネットワークを広げる支援をしています。これからもロータリーファミリーの一員として、ロータリーと繋がっていて欲しいという思いで、昨年度より発行しているそうです。
 今年度、新たに学友となられた、茂呂ちひろ様、向嶋宏記様にロータリー学友証をお渡し致します。そして、今後もロータリーファミリーの一員として、奉仕活動や親睦などの行事へ積極的にご参加頂けると幸いです。
 本日は短い時間ではありますが、どうぞよろしくお願い致します。

ロータリー学友証の贈呈

・茂呂 ちひろ 様
・向嶋 宏記 様


(写真左より)茂呂様、宍戸会長、向嶋様

幹事報告:池田幹事


 本日の日本経済新聞の34面にRCに関する記事が掲載されていますので、是非、皆様ご一読ください。また、本日夜に居酒屋マル3階にて第1回炉辺会合が開催されます。参加メンバーは、富永会員、馬場会員、中村会員、小林会員、白石会員、五月女会員、及び鳥居委員長、会長幹事の9名の参加メンバーです。お時間は18時スタートですので、よろしくお願いいたします。
 例会の予定としては、本日がRYLA報告会、10月25日は、クラブ協議会にて国分寺RCカップ及びニコニコアート展について協議いたします。
 最後に、10月28日の東京小金井RC周年記念講演は、座席指定になっています。参加メンバーには、追って事務局から配席票を送りますのでよろしくお願いいたします。

出席報告:大髙委員長

会員数:38名 免除:1名 メーキャップ済:2名 欠席:8名 出席率:78.4%

ニコニコボックス:大髙委員長


宍戸会長・池田幹事:本日のRYLA報告会、茂呂ちひろ様、向嶋宏記様、楽しみにしておりますので、どうぞよろしくお願い致します。お時間が許すかぎり大いに語ってください。近藤会員:RYLArianのお2人様、今日はお忙しい中で、ようこそおいで下さいました。貴重な体験談を楽しみに聞かせて頂きます。中村会員:今晩は炉辺会合なのでニコニコします。居酒屋まるさんは3年くらい行っていないのでさらにドキドキです。皆様と交流できるのが楽しみです。明日はプライベートゴルフで運転なので、飲みはホドホドにしたい予定です!照木会員:今日の日経新聞朝刊にRCの全面広告が掲載されました。素晴らしい内容のPRでした。ニコニコします。岡田会員:53年前の本日、私が産まれたことを祝してニコニコします。古川会員:向嶋がRYLAでお世話になりました。本日は所用で出席できませんが、きっと皆様に立派な報告をすると思いますのでニコニコします。併せて10月14日の鉄道開業150周年にニコニコします。

RYLArian報告会

RYLA2022修了生 茂呂ちひろ様


 私が、9月17日から19日の3日間で受講してまいりましたRYLAセミナーについて報告いたします。本セミナーでは、最終日に「私の夢」をテーマにスピーチを行うこととなっており、それまでの2日間でスピーチの準備も兼ねた講演やセッションを受講しました。
 講演やセッションでは、それぞれに多くの学びがありました。東大卒、経営コンサルティング会社マッキンゼーアンドカンパニー入社の経歴を持つ、お笑い芸人の石井てる美氏の講演では、挫折を経て自らの夢も移り変わりながら、夢に向かって進んでおられる話を伺いました。人との出会いを良い機会にされ、目標を明確に持ちながら過ごされており、失敗も成功に向けた経験であること、自身の納得感が幸福感に繋がることを学びました。
 各セッションでは、普段遠ざかっていた自分と向き合う時間を過ごしました。「Dots」では、人生の幸福度をグラフにして書き出し、人生を振り返りました。他の受講生の人生を聞いて、私にはない意欲や経験を羨ましく思いつつ、当たり前ではありますが様々な人生があることに面白さを感じました。私は自分の人生に関して、「人の役に立ちたい」という軸を持っていたことや、いつの間にか積極的に行動できなくなっている自分を認識し、これからの人生を考える機会になりました。「Why me」では、例えば、簡単ではっきりしたコアメッセージの発信や、聞き手が利益を感じ関心を喚起すること、共感を得ることなど、スピーチの技術的知識を得ることができました。
 最終日、私が語った夢は「子育て世代や高齢者、子ども・若者、介護を担う方々が自分を取り戻せる場所をつくること」です。本セミナーを通じて、改めて自分と向き合い、夢を持ちその実現を目指すことの重要性や、人との繋がりの大切さを認識することができました。今後は行動に移すことを躊躇わず、夢を追い続けたいと思います。本セミナーに送り出していただきました東京国分寺RC様、改めてありがとうございました。

RYLA2022修了生 向嶋宏記様


 RYLA2022に参加して、まず参加者の多くがRYLAで自身を成長させようと前のめりになっていることに驚いた。初日に私自身が受け身でRYLAに参加していたことに気づき、何か自身の成長になることを得ようと意識を切り替えられたのは良かったと思う。次に驚いたのは、非常に濃いセミナーの内容であった。講義は今まで意識したことがないような内容ばかりであったし、ワークでは自身の考え方がどれだけ小さかったか思い知らされ、スピーチも自分を見つめ直す非常に良いきっかけとなった。
 講義の中で最も印象に残っているのは、何と言っても津田さんのLogosである。白熱した討論(口論?)をしていたニコラスは私の斜め前の席であったし、他にも私の周囲の席からたくさんの発言が出ていて、正直に言うと喧嘩しないで欲しいとは思ったが、今の私ではあそこまで強く自分の意見を発言できないとも思った。また、研究者でありながら様々な「ことば」の意味を考えたことがなかったことは反省し、これからは意識して辞書を引くよう心掛けようと感じた。
 仲間の中で最も印象に残っているのは、2日目の友愛の夕べでミラクルさんから生い立ちやこれまでの経験と夢を聞いたことである。ミラクルさんは、自身の経験とこれから実現することを熱く語っていて、その内容がとても面白く、21時を過ぎても話していたので、おそらく1時間以上は会話をしていたと思う。ミラクルさんの話を聞く内に、自身の夢が狭い範囲で考えているのはないかと思い始めた。
 RYLA2022を受講して、自身の夢、自身の考え方を改めて見つめ直すきっかけとなった。特に、仲間たちの壮大な夢を聞いている中で、自分の夢を実現できそうな範囲で無意識に小さく描いていたことに気づいた。
 研究をするにあたっては、「想像できないことは実現できない」という意識をしてはずなのに、実現できなかった時のことを恐れて想像できなくなっていた。「できないことをどうしたらできようになるのか」を考えながら、できそうにないことにも挑戦して夢に向かって進んでいきたいと思う。