東京国分寺ロータリークラブ
多摩中グループ 国際ロータリー第2750地区

例会報告2018-19

第2532回 例会報告(1月22日)

2019年1月28日

会場:多摩信用金庫国分寺支店3階

本日の司会:藤岡SAA委員長

お客様紹介:中村会長

○西村 弘之 様 (東京世田谷RC プロジェクト代表)
○戸田 陽子 様 (CIESF 事務局長)
○高橋 彩加 様 (CIESF 事務局)

会長挨拶:中村会長

谷田会員ご逝去にあたり、辛いメッセージを伝えなければならないこと大変大きな悲しみにくれております。谷田会員はクラブを愛し、多大な貢献をされました。クラブを代表して本日ご遺族にお悔やみをお伝えにあがります。心からご冥福お祈りしております。
本日はカンボジア教師支援プロジェクト卓話においでいただきありがとうございます。西村会員とは、2017年1月、2泊4日の弾丸ツアーの時に大変お世話になりました。武蔵国分寺RC会員や姉とカンボジアに赴きまして、大変素晴らしい事業であり、私共のクラブは近年国際奉仕事業がなされておりませんので、何とか共同プロジェクトに参加して海外への支援をしたいと考えておりました。今回はクラブより10万円を拠出させていただき、事業を進めております。照木年度のテーマ、2019-20年度マローニー会長が「ロータリーは世界をつなぐ」というテーマが発表されたことにも、この事業の意義を感じます。支援する意義が共有いただけること、卓話楽しみにしております。

幹事報告:宍戸幹事

①訃報 谷田成雄会員 平成31年1月14日 ご逝去
②18日(金)新会員 萩原昌幸様 全会員賛成で入会承認されました。
③22日(火)ロータリー情報・規定審議・クラブ細則委員会 打ち合わせ 13時35分~14時 多摩信3階会議室

委員会報告

ロータリー財団委員会:近藤委員長

国際協会の動向についてご報告いたします。国際協会は外国の方と交流をし、日本文化を教えたり、相談に乗るなどの活動をしています。今年は、3月9日(土)に地震発生時の対応についての説明会を開きます。

会計:高野委員長

下期の会費ですが、1月1日が締切りとなっております。まだの方は指定の口座にご入金をお願いします。

出席報告:小林委員

会員数:36名 免除:7名 メーキャップ済:1名 欠席:6名 出席率:86.2%
≪前々回の訂正≫
メーキャップ済:2名 欠席:3名 出席率:82.76% → 89.66%

ニコニコボックス:岡田副委員長

中村会長・宍戸幹事:昨日、とても悲しいお知らせがございました。クラブに多大なる貢献を残してくれた、谷田会員に心よりご冥福をお祈り申し上げます。さて、本日は東京世田谷RCの西村様より卓話を頂戴します。とても楽しみにしております。宜しくお願い致します。近藤会員:①谷田会員のご逝去を心からお悔み申し上げます。②昨年12月で、税理士開業満50周年になりました。自身の健康とロータリーのご厚誼に感謝してニコニコです。照木会員:昨日は目黒雅叙園で白金RCの新年会でした。招待され参加しました。女性パスト会長から多くパワーをいただきました。ニコニコします。

ニコニコ大賞:小椋会員

記念ニコニコ:(写真左より)神尾会員、小椋会員、小川会員、宍戸幹事、岡田会員

卓話

カンボジア教師育成プロジェクトのご紹介:東京世田谷RCプロジェクト代表 西村弘之 様

カンボジアでは1975年にポル・ポト政権が樹立し、1979年までの間に飢餓、虐殺で百万人以上の国民が亡くなりました。なかでも医師、経営者、教師などの知識層はその80%以上が虐殺され、同時に学校教育も廃止され教科書・書籍類も焼き払われました。1993年に選挙が行われ民主化されましたが、ポル・ポト時代の傷は大きく教育システムは以前の水準にも大きく及びません。
カンボジアと日本の関わりですが、1953年に外交自主権を取り戻した日本に最初に訪れたのが、シハヌーク国王です。1954年、カンボジアは第二次世界大戦中の日本軍の進駐により被った被害にかかる対日賠償請求権を放棄し、それがその後の他国の賠償請求権放棄に繋がっていき、我が国の復興の原動力となりました。1993年の民主選挙の際の国連カンボジア暫定統治機構(UNTAC)事務総長特別代表は明石康氏でした。
プロジェクトの概要は以下のとおりです。
1.対象は小中教員養成学校。教員養成学校の教師の質を上げることで教育水準の向上を図る。
2.日本人(隣国のタイ、ベトナムとの関係が悪い)のリタイアした数学、理科の教師を通訳付きで派遣する。
3.教育の効率,効果を上げる教育資材の拡充も図る。
4.教育訓練省,教員養成学校との調整,日本人教師の募集など公益財団法人CIESFと協力して行う。
プロジェクトのクラブ数ですが、今年度はプノンペンRC及び2750地区内24クラブの計25クラブによる、地区内最大の合同プロジェクトとなりました。
本年度の事業ですが、グローバルグラントを利用していきます。支援内容は、日本人教師2名をプレイベン州とクラチェ州の小学校教員養成校に派遣、数百点の教育機材を寄贈します。事業規模ですが、本プロジェクトへのクラブ拠出金は2,600,000円、総予算は76,000ドル(GG利用)です。

カンボジアにおける「国境なき教師団」の役割:CIESF 事務局長 戸田陽子 様

1975年~79年、ポル・ポト独裁政権のもと、カンボジアはすべての教育を停止し、国の発展が数百年後退したとも言われます。ポル・ポト政権の後、わずかに読み書きができる人を探し教師になってもらいましたが、教師としての知識はないなど課題があり、1998年に本格的な教員養成をスタートしました。
カンボジアの教育が抱える問題ですが、まず①教師の数と質の不足、②義務教育中のドロップアウト、大学卒相当の高度人材育成が進んでいない、③教科書・指導マニュアルの不足、④学校・教室数の不足、⑤給料が低い、という点です。
また、①図書館を作ってもらっても識字率が低く使う人がいない、②学校が建設されても教師がいない、③プノンペンから交通アクセスのいい場所や観光地周辺にたくさん学校が建つけど、本当に必要な田舎には建ててもらいづらい、④理科の実験教材をもらっても誰も使い方がわからない、などです。
このことから、ハードウェアの支援は、支援する側の達成感と満足のために行われているものが多く、本当に支援が必要なのは、ソフトウェアなのではと思います。
そこで、教育のチカラで問題を解決するため、CIESFを2008年に設立しました。理念は、持続可能な社会の実現のための人づくりで、志を持った人間を育てることが問題解決の鍵と考えています。活動内容は、①教師を育てる、②教育行政を改善する、③起業家を育てる、④産業人材を育てる、⑤子どもたちに質の高い教育を届けること、です。
よい教育を届けるには、教師を育てるところからと考え「国境なき教師団」を結成しました。日本人の派遣スタートは2009年9月、派遣教師数はのべ34名、支援教科は理数科分野、定年退職した日本人教師を教育アドバイザーとして派遣しています。理科と算数を支援する理由は、他の教科の基礎となる学問分野であり、論理的思考に結び付く基礎教育だからです。また、今後の国の経済発展のなかで生きる人材として身に着けるべきことは、理数科につながっています。
教育は成果が見えるまでに時間がかかるので、一番大切なことなのに、後回しにされてしまいます。しかし、「教育はすべてのはじまり」であり、問題解決の鍵です。継続的な支援が必要とされていますので、ご支援いただければと思います。